alcoholic stove

いのうえ

2008年02月12日 22:07

どもども〜。
お寒い毎日ですが、気温だけでなくフトコロもお寒いワタクシです。こんばんわ。

さてさて、今回も引き続き『御鶏様大会』で試したネタ。

ワタクシ、普段のキャンプのほとんどをストームクッカーでこなしてるんですが
このストームクッカー、火力や使い勝手に文句はないんですが
ちょっと嵩張るのが玉にキズ。

なんとかならんもんかとカラッポの脳みそフル回転させて思い出しました。
あぁ、アイツがあったな...と。

そう、『alcoholic stove』です。

*alcoholic stove   data/SYMMAER-S 240mm RDPⅢ  photo/inoue yohei



『ストーブ』といってもバーナーではありません。
単なるゴトクです。しかもただの2枚の板。
一応チタンでできており、中央部分の切り込みを噛み合わせて+型にして使います。
ケースはシェラカップ等のハンドルが熱くなった時の「なべつかみ」としても使用可能。

最近じゃ3枚板を組み合わせるゴトクが出回ってますが
現行で手に入るアイツは噛み合わせが甘いとバラけるんですよね。。。
おまけにトランギア本体も地面に直置きになるし
「ちょっと場所変えよう」と思っても、消火しないとそれもままならない。

が、このアルコーリックストーブはすげぃんです。
トランギア本体が直置きになるのは同じなんですが
ゴトクはトランギアに乗っかってるので点火中の移動も簡単。
ただし手袋は必須。

そしてなによりシェラ等のカップにもジャストフィット!
もちろんロッキーカップにもぴったりです。

で、ここがポイント。

3枚板のヤツもそうですがこのアルコーリックストーブ、実際使うと高さが低くて火(バーナー本体)に近すぎるんです。
つまり、火が近い=熱量の非効率。
ところがカップにバーナーをストンと入れて、カップにアルコーリックストーブを乗せると。。。



ナイス! エロす!  もぅサイコー!!!





トランギア最大の弱点『風』を防ぐ風防にもなるし、おそらく多少はバーナーをあっためる効果もあると思います。
バーナーがあったまればアルコールの気化も促進されて火力もアップ! してるハズ。。。
あとはこれにMSR等のウインドホイルを巻けば、お手軽ストームクッカーの出来上がりぃ〜♪

実際、今までカップに入れてずに直置きでしか使ったことなかったんですが
想像以上に湯が沸きませんでした。。。 真夏でも。
それが今回、カップに入れてウインドホイル巻いたら、いやぁー使える!!



写真はケトル使用ですが、思いのほか早く湯も沸きました。
カップ2〜3つはスタッキングすれば嵩張らないうえに
トランギア本体もカップ内に収まるし、ゴトク本体も薄い板で軽い。
ちょっとティーブレイクとかにはピッタンコ!!




ただ。。。

残念ながら、コイツもすでに廃盤商品。

毎度毎度、廃盤ばっかりでスンマセン。。。
なんで無くなったんかなー。

コレといい、LANDSのコーヒードリッパーといい、今こそ人気商品になりそう。
ぜしとも再販をお願いしたいもんです。


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今回ご紹介のコイツ、実はどうやらハロマークデザインのアリゾナではなく
都内の某ショップが制作した復刻版みたいです。
どっちにしても廃盤商品なんですけどね。。。

*結局、廃盤になってませんでした。。。
 誤情報ばかりですいません。
 ってことで、『アリゾナストーブ』を『アルコーリックストーブ』に直しました。

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*08.2.13 メイン写真&タイトル変更
*08.2.18 メイン写真変更
*08.2.27 タイトル、記事中商品名訂正





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*ちなみに今回話題の端っこに出した『3枚板』

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